ビジネス開発の視点とテクノロジーの視点を同時に考え行動する”シリコンバレー流”手法を実践するチームを立ち上げ、半年間で顧客向けサービスを実現するなどしている。
同県全体をIoT(Internet of Things:モノのインターネット)やAI(人工知能)などデジタルテクノロジーの実証実験環境に位置付け、県内外から多彩な人材やアイデアを引き寄せることで、地方の課題解決に総合的に取り組もうとしている。製造から農業/漁業などまで幅広い分野を対象に挙げており、単発的になりがちなデジタルトランスフォーメーション(DX)の実証実験の課題をも乗り越えようとしている。
米Akamai Technologies(以下、Akamai)共同で、決済処理速度が2秒以下、毎秒100万件超の取引が可能な新型ブロックチェーンを開発した。2019年度以降のサービス提供を目指す。
実サービスとしての展開を視野に、ブロックチェーン基盤の開発ほか、Fintech関連の実証実験などに積極的に取り組んでおり、金融分野における変革をリードしている。
産学連携の共同研究による先端AIの取り込みとデータ収集力の向上、高度AI/ICT人材の育成、社内外のICT技術を掛け合わせたオープンイノベーションによる新規ビジネス創出を目指す。富士フイルムグループが蓄積してきたデータを分析/活用し、社会課題の解決を目指す。
データ駆動型企業への変革に向け、データの高度分析に向けた産学連携拠点を構築。日本の産業をリードするAI・ICT人材を育成する「FUJIFILM AIアカデミー」の開講など、自社に留まらず日本の課題解決に取り組んでいる。
顔認証とキャッシュレス決済による無人コンビニを開店。
最新技術の採用により「変なホテル」のコンセプトである「変わり続ける」ことを実現し、新たな顧客体験を提供している。
AI/IoTの実証実験をうながす「ひろしまサンドボックス」に3年間で10億円を投資。全県を先端技術の実証実験場に位置付け、ものづくりから農業・水産業などの活性化に、県内外からの人材・知恵を呼び込む。
県全体を実証実験環境に位置付け、県内外から多彩な人材/アイデアを引き寄せることで、地方の課題解決に総合的に取り組もうとしている。
医師と、要介護者および、その家族とが治療や支援に必要な情報を共有するためのサービス基盤として、医療・福祉のサービス提供者が使う「電子@連絡帳システム」と、患者や高齢者などサービスの利用者が使う「電子@支援手帳システム」を構築。
在宅医療の充実に向けて、医師、福祉サービス、要介護者と家族を結ぶクラウド基盤を、従来の壁を越えて実現し、患者主体のサービス体制を実現している。
都市の安全・安心を実現するスマートシティプロジェクト。官民連携の見守りサービスなどを通じて「地域総がかりで見守る地域コミュニティ」を強化する。日建設計総合研究所、日建設計シビル、NEC、フューチャーリンクネットワーク、システムリサーチ、ALSOKが参画。
都市の安心・安全をテーマに、設計事務所や警備会社、ITベンダーなど多様な関係者が協力することで新しい形の”見守り”を実現しようとしている。
ブロックチェーンを使った再生可能エネルギーによる電力のP2P型の取引システム。誰が発電した電力かを「カラーリング」により区別し、発電者を指定しての電力取引を可能にする。
再生可能エネルギーの新たな取引形態を提示すると共に、そこに最新のブロックチェーン技術を使った仕組みを実用化している。
クックパッドに投稿されたレシピを、機器が読み取り可能な形式(MRR: Machine Readable Recipe)に変換して提供。機器をOiCyに対応させることで、クックパッドのレシピ内容に合わせて機器を自動で制御できる。「レシピ連動調味料サーバー OiCy Taste」も開発した。
レシピという記録を家庭で再現するための基盤/仕組みを提供し、調理に対する新たな顧客体験を生み出している。その具現化に向けたハードウェア開発にも乗り出している。
ZENMU Engineが持つセキュリティ機能をIoTやブロックチェーンなどの用途で利用できるようにした。独自の「秘密分散」の仕組みにより、データを分割・暗号化した後に、分散格納することで、データの一部が流出してもデータ全体が再現できない。
「秘密分散」というデータ保護の仕組みをIoTやブロックチェーンといった最新の環境でも利用可能にし、セキュリティに対する不安の解消に寄与している。
スマートファクトリー化やものづくり現場のプロセス改革を推進するソリューション。ものづくり現場のデジタルトランスフォーメーションの促進や、IoT・AI技術の活用による生産管理の自動化・最適化によるプロセス改革を実現することで、販売力、供給力、バックヤード力(人材育成・継承や安全保証など)の付加価値創出・最大化を推進する。
欧州の製造業に製造装置を納める平田機工が、現地の「Industrie4.0」ニーズに応える形で開発/蓄積した新しい工場の姿をパッケージ化し、日本企業をはじめとした全国展開を実現しており、日本のものづくりと、海外の最新ビジョン/フレームワークの融合が期待できる。
作業棚に並ぶ部品が入った多数の小箱にプロジェクターで画像を映し、作業員に取り出すべき部品を指示する。同社のものづくり拠点の1つあるOKI富岡工場で構築した仕組みを商品化した。ERPやMESなどとの連携を図る。
現場の作業ミス削減に向け、プロジェクションマッピング技術により、誰もが分かりやすく、教育期間も短い仕組みを実現した。ERP連携などで、より正確な現場の作業環境実現が期待できる。
主に橋梁など高所にある構造物の点検を対象にする。構造物を4Kの高精細カメラで撮影し、その画像を分析することで、振動時のたわみ量や周波数などを割り出す。
インフラの老朽化に伴い、その点検・保守の重要性が高まる中、最先端の4K画像を利用することで、より確実な点検を可能にしている。
EUの次世代インターネット官民連携プログラム(FI-PPP)で開発されたスマートシティ用基盤ソフト「FIWARE」を活用したデータ流通基盤。さまざまな組織や個人が、同じデータを活用しながらスマートシティのための新しいサービスを開発したり、IoTゲートウェイやIoT端末の接続検証、官公庁が持つオープンデータの連携検証にも利用できる。
EUが進めるスマートシティ用オープンソースソフトウェアの開発に貢献するほか、日本での実運用を加速するための実証環境を公開し、利用者から開発者までを巻き込む環境を創り出している。
日本を代表するIX事業者、日本インターネットエクスチェンジ、BBIX、インターネットマルチフィードの3社が展開するIXと同センター構内で接続。5G時代に生まれる新たなトラフィックへの対応力を高めた。同センター周辺地域を、5Gによるスマートシティ関連の実証フィールドとしても活用する。
5G時代のトラフィック増を見据えた3大IXの統合に加え、東京・大手町周辺におけるMaaSなどの実証環境としての利用を想定するなど、次世代アプリケーションの基盤を提供している。
グローバル企業の海外におけるIoTの通信接続からサービス展開、データ分析までをワンストップで提供。基盤には日立の「Global Telecommunicationシリーズ(日立GTシリーズ)」を採用し、種々のIoTプラットフォームをAPIで接続し、それぞれの差異を吸収して統合する。
企業のグローバル展開を支えるために、データの袖手から蓄積、分析までのエンドツーエンドのデータ活用基盤になっている。KDDI一社ではなく、日立が持つプラットフォームソフトウェアを活用し、API連携による拡張性を確保している。
無線免許なしでゲートウェイを展開できる通信技術「LoRaWAN」へ対応し、LoRaWANゲートウェイと同ゲートウェイ用の通信サービスを提供している。
最新規格であるNB-IoT/LTE-MによるIoT通信環境をいち早く市場に投入し、新たなアプリケーション創出に寄与している。
初期費用なし、利用料は月額30円からのLPWAネットワークサービス。同社のWebサイトから登録すればすぐに利用できる。同ネットワークに接続するIoTデバイスを管理する「Senseway Mission Connect Management Console」も用意する。
広域・低消費電力なIoTを可能にするLPWAネットワークの環境を月額30円からと安価に提供することで、IoTシステム構築の敷居を下げると共に、早期の実現を可能にしている。
企業がグローバルでIoTサービスを展開するのに必要な回線などのマネージドサービス。各国での回線・オペレーション・コンサルティングをワンストップで提供する。
IoTにおける企業のグルーバル化ニーズに応えられるよう、IoT回線をマネージドで提供することで、企業がよりIoTアプリケーションの集中できる環境を提供している。
新しいGPUアーキテクチャー。機械学習の実行環境としての多用が見込まれる。機械学習専用回路「NVDLA(NVIDIA Deep Learning Accelerator)」を英Armに提供したり、ヤマハ発動機やキヤノンメディカルなどが、無人走行車両や医療機器の開発に向けて協業するなど、多くの産業に広がっている。
AIへの期待が高まる中、デバイスやエッジでのAI処理を可能にし、アプリケーションの幅を広げた。多くの製造業などとも協業し。特定分野へのAI適用にも筋道を付けている。
IoTデバイスのセキュリティ強化を目的とした製品群。組み込み用のマイクロコントローラーユニット(MCU)、IoT用OS、デバイスを保護するクラウドセキュリティサービスからなる。MCUはXboxの経験によるセキュリティ技術を搭載。OSは、Linuxカーネル上にWindowsで開発したセキュリティを搭載する。
マイクロソフトが提供するIoTデバイス構築環境として、Xboxなどでの経験などを取り込みながらパッケージ化することで、IoTデバイスの開発を容易にしている。
電源確保が難しい物流倉庫や工場などでも利用できる。暗所でも使えるよう、これまでの10分の1の明るさでも動作するようにした。端末に搭載する太陽電池を多段化するとともに、電源回路を改良した。
デバイスの位置把握に有効なビーコンにおいて、だが、電源確保が難しい場所での利用をはじめ実質メンテナンスフリーにすることでアプリケーションの可能性を広げている。
開催日時:2019年1月31日(木) 18時〜20時
開催場所:東京港区「東京アメリカンクラブ」